WordPress のパスワードを忘れた!メールアドレスも分からない!ログインできない時はデータベース(mySQL)変更で解決!!
WordPressは無料で使えるし、便利で使いやすいのでホームページ制作によく使っています。
当たり前ですが、ワードプレスは管理画面にログインするために、ユーザー名とパスワードが必要です。
僕の場合は、Wordpressのバックアップを取る際、サーバーにコピーはもちろん、データベースのSQLファイル、デフォルトで用意されているエクスポートを使い各ファイルをダウンロードし、最近ではプラグイン【All in One WP Migration】を使って、各ローカル(XAMPP)に最新ファイルを取っています。
しかし、どうやら【All in One WP Migration】でのバックアップは完璧ではなく、ちょいちょいエラーを起こします。
一番困るのは、【All in One WP Migration】でバックアップを取ると、何故かログインができないのです。
ログインユーザー名とパスワードはバックアップ元、つまりサーバー側の情報に上書きされます。
同じ情報でログインしても、「ユーザー名もしくはパスワードが違います。」とエラーではじき返されます。

ローカル(XAMPP環境)なので、「パスワードはこちら」をして、パスワードのリセットをかけてもメールが飛ばないので、リセットが出来ません。
そこで今回はバックアップ先、引っ越し先でログインできなくなった時にはデータベースをイジクルと簡単にログインできるようになります。
UPDATE `wp_users` SET `user_pass` = '$P$BWMCRV/fMWZPPxVRecw8IzGlYwwzsv.' WHERE `wp_users`.`ID` = 1;
上記をmysql内で発行します。

「$P$BWMCRV/fMWZPPxVRecw8IzGlYwwzsv.」の部分はMD5という、安全性を向上させるために開発された暗号学的ハッシュ関数のひとつで簡単に言うと、 入力されたデータに対応する適当な値を返してくれる関数のひとつと言う事です。
なので、一見本来はどういった文字列なのか分かりません。
WordPressはログインパスワードをこのMD5を使用し、暗号化してデータベースに保存しているのです。
上記の 「$P$BWMCRV/fMWZPPxVRecw8IzGlYwwzsv.」 は文字列「admin」と言う文字列が暗号化されたものになります。
つまりバックアップをとったデータベース内のユーザーパスワードをMD5によって変換された「admin ( $P$BWMCRV/fMWZPPxVRecw8IzGlYwwzsv.)」に変えれば良いのです。



終わりに
これで何とかログインができ、編集や修正ができるようになりました。
プラグインは便利ですが、まだまだ改良が必要なようですね。
プラグインに全てを頼らずにバックアップ、復元が出来るように自分なりのやり方を見つけるのが一番良いですね。
バックアップを取って安心している方、復元までしたことない方のご参考になれば幸いです。